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教育的eスポーツとは?

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アメリカの最新教育からeスポーツを考えます。

「ひとづくり」や「地域活性化」など、さまざまな可能性が語られているeスポーツ。中でも、eスポーツを通じて人間的な成長を促す「教育的eスポーツ」がアメリカを中心に広がっています。
今回は、アメリカで最先端の研究に取り組む研究者と教育者が登壇し、エビデンスとともに「教育的eスポーツ」を語り合います。「教育的eスポーツ」の可能性から現場での運用プログラムまで、県庁32階を舞台にグローバルなトークセッションをお届け。ぜひご覧ください!

登壇者

コンスタンス・スタインクーラー カリフォルニア大学アーバイン校 ドナルド・ブレン情報・コンピュータ科学部情報学専攻 博士

Constance Steinkuehler
カリフォルニア大学アーバイン校で情報学の教授を務め、マルチプレイヤー・ビデオゲームやeスポーツにおける認知と学習について研究。高等教育におけるゲームプログラムの学術組織であるHigher Education Video Games Alliance (HEVGA) の創設者であり、オバマ政権下のホワイトハウス科学技術政策局で上級政策アナリストを務め、ゲームやデジタルメディアに関する助言などに従事。

ケビン・ブラウン 北米教育eスポーツ連盟(NASEF) グローバル・ディレクター カリフォルニア州オレンジ郡教育委員会 eスポーツプログラム スペシャリスト

Kevin Brown
2003年からカリフォルニア州にて自ら中学校および高校の教員として勤務する傍ら、自身が開発したカリキュラムがカリフォルニア州からの承認を受ける。教育リーダーシップの博士号候補となる。
現在は、NASEFグローバルディレクターとしNASEFの国際化を推進に従事。また、NASEF及びオレンジ郡教育委員会にて、長年の教育経験とゲームの経験を組み合わせて作成した魅力的な学習コンテンツを、国内外の学校や教員に提供している。

内藤 裕志 北米教育eスポーツ連盟日本本部統括ディレクター

スポーツ用品物流企業を経て、渡米。米国大学スポーツ経営修士課程を修了後、ロサンゼルスを拠点にスポーツエージェント企業にて、選手マネジメントや新規事業開発を担当。日本帰国後は、PR会社にてスポーツビジネス事業担当を経て、エンターテイメント産業やエリア開発領域などで、スポーツIPを活用した事業開発に従事。
北米教育eスポーツ連盟に参画、2019年に日本支部設立。長年のスポーツビジネスの知見を活かし、eスポーツを通じた次世代の可能性の拡大と成長の促進に取り組む。

山本 一太 群馬県知事

群馬県草津町生まれ。中央大学法学部卒業、米国ジョージタウン大学大学院修了。国際協力機構(JICA)等を経て、1995年、群馬選挙区から参議院議員に初当選。以降、4期連続当選。参院外交防衛委員長、外務副大臣、内閣府特命担当大臣、参院予算委員長等の要職を歴任。2019年から現職。
趣味は音楽活動で、シンガーソングライターとしてこれまで6枚のCDをリリースしている。

平田 郁美 群馬県教育長

東京都生まれ。横浜国立大学教育学部卒業、同大学大学院教育学研究科修了、東京都立大学大学院理学研究科修了。理学博士。1991年、共愛学園女子短期大学に入職後、講師・教授を長年務め、共愛学園前橋国際大学学長、学校法人共愛学園副学園長を歴任。2016年10月~2021年3月まで群馬県教育委員会教育委員を務め、2021年4月より現職に就任。