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人生会議(ACP)概論 - シーズン2 「生」を大切に考える。

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人生会議(ACP)について、医師とお坊さんが語り合います。

人生の最終段階における医療・ケアについて、前もって考え、繰り返し話し合い共有するプロセスである「人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)」。
今回は、医師の佐藤尚文さんが、長楽寺(下仁田町)の峯岸正典さんにお話を伺います。佐藤さんの4つの投げかけ、
 ①生老病死とは何か
 ②宗教(spirituality)が「苦悩」の救済になり得るか
 ③宗教と医療との関わりはどのようなものか
 ④視聴者の方へのメッセージ
のそれぞれに、仏典を含めた幅広い知識とご自身の経験に基づき、分かりやすくお答えいただきます。「生」を問い直すキッカケとして、ぜひご覧ください。

※映像は計5本ございます。

登壇者

佐藤 尚文 富岡地域医療企業団 企業長 医師

昭和54年 群馬大学医学部卒業
昭和63年 富岡厚生病院(公立富岡総合病院の前身)勤務
平成24年 公立富岡総合病院院長 就任
平成30年 富岡地域医療企業団企業長 就任
※公立富岡総合病院は、平成27年度に厚生労働省の実施する人生の最終段階の医療体制整備事業に応募し、人生会議に対応するための院内体制整備や研修を行いました。平成29年度から群馬県の委託により県内の医療機関に対して人生会議に関する研修事業を実施するほか、介護職などを対象とする研修事業も実施しています。

峯岸 正典 弘誓山長楽寺 前住職

昭和57年 上智大学大学院哲学研究科博士前期課程修了
      ミュンヘン大学、聖オッテリエン大修道院修学
昭和60年 長楽寺住職 就任
昭和61年 大本山永平寺国際部講師 就任
平成18年 宗教間対話研究所 開設
令和 2年 曹洞宗ヨーロッパ国際布教総監 就任
その他、ヨーロッパの修道院に学ぶなど、宗教間の対話に造形が深く、以前から世界の宗教指導者と交流を続けている。

※弘誓山長楽寺は、群馬県下仁田町本宿に所在する古刹で、建久三年(西暦1192年)創建といわれています。境内には江戸期に植えられたというシダレザクラの古木があり、春には、訪れる人を楽しませています。