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”登録者150万人超え”クリエイターズ・トークセッション

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YouTube を中心にたくさんの視聴者を惹きつけるクリエイターのお二人に、 動画制作に対する思いやクリエイターとしての流儀について伺います。

木暮 あかり(以下 木暮):司会を務めますFM GUNMAの木暮あかりと申します。それではさっそくゲストをお呼びいたしましょう。ひろゆきさんです、どうぞ。

(会場拍手)

木暮:このトークセッションでは、YouTubeを中心にたくさんの視聴者を惹き付けるクリエイターのお二人にご登壇いただき、動画制作に対する思いやクリエイターとしての流儀、また、地域や社会に新たな価値を提供する上で大切にしていることなどを伺っていきます。葉一さん、今日は群馬県内のご自宅からのリモート出演ですよね?

葉一:すいません。本当は伺うはずだったんですけど、次男がコロナになってしまって今日はこちらから失礼します。

ひろゆき:ずっと群馬なんですか?

葉一: 育ちは群馬で、結婚してから今の高崎市に移住したタイプなんですけど、ずっと群馬です。

ひろゆき: YouTuberの人ってわりと東京来る人もいるじゃないですか?そうしようとは思わなかったんですか?

葉一: 妻の仕事の関係でここを離れられないっていうのがあって・・

ひろゆき: でも葉一さんの稼ぎだけで十分リッチな生活ができそうな気がしますけど。

葉一: それが、そううまくはいかないです。

ひろゆき: でも全体でいくと結構な収益になってるんじゃないですか?

(会場 笑)

葉一: そうですね。塾講師時代よりは全然もらえるようになりましたけど。ただ教育、この部門なかなか厳しいっす。

ひろゆき: 家でもYouTubeを撮れるから、ずっと高崎で、奥さんの仕事と共働きでって感じなんですね。

葉一: 私、高崎で全然知り合いがいなくて、正直交友ゼロなんですよ。ほんとに友達おらんので。

ひろゆき: まじですか。高崎で交友関係を広げないのは何か理由があるんですか?

葉一: 交友関係の広げ方がわからないんですよ(笑)

ひろゆき: 家出るのってスーパーの買い物くらいですか?

葉一: スーパーの買い物と息子の送迎くらいです。

ひろゆき: おー・・人ごとのように言ってますけど、僕もそうなんで。

(会場 笑)

動画制作のこだわり

木暮: 葉一さんは、小中高生向けに算数や数学の解説動画を中心にアップされていますが、こだわりについて聞かせていただけますか?

葉一: こだわりで言うんだったら、私の場合は教科書レベルの基礎学習がメインになっていて、教科書一冊丸々授業動画にしようっていうのが一番大きなこだわりかなと思います。例えば中学一年生の数学だったら、85本くらいアップしてあると思うんですけど、つまずきやすいところって・・元塾講師をやっていたこともあってある程度把握はしてるんですよね。つまずきやすいところの方が正直数字(再生回数)は取れますし。でも子どもたちがどこでつまづくかなんて千差万別ですし、元々不登校の子たちをサポートしたいってのもすごく強かったので、教科書一冊を丸々授業動画にしようっていうのはこだわりだと思います。ではひろゆきさん、どうぞ。

葉一

ひろゆき: YouTubeってやってはいるんですけど、ただこういう感じでしゃべってるものが動画として丸々上がるってのしかやってなくて、編集して上げるってのをほぼやってないんですよね。だから動画制作者として聞かれると・・やってませんってことになってしまうので、なかなか役に立つ話はしにくいんですけど・・葉一さんはこういうことを伝えたいってのがあると思うんですけど、僕は逆にそれが全然なくて。

ひろゆき

ひろゆき: YouTuberを集めた事務所みたいな仕事をもともとやってるんですよね。で、みんな一生懸命編集でお金かけて動画を上げるんですけど、利益を上げるのであれば動画は長い方が得ってのがあるんですね。動画が長ければ長いほど広告が入るタイミングが多くなって一動画あたりの収益が上がるので。なので、みんな頑張って短くしてわかりやすくしようとするんですけど、実は長い方が収益は高い。それだったら編集しないで垂れ流した方がコスト安いじゃんっていうので、僕が配信で酒飲みながらダラダラしゃべってるのって、動画でいくと2時間だったりするんですよ。そうすると普通の人が10分くらいで稼ぐ動画の12倍くらいの収益になるんですよね。ほら利益率高いでしょっていうので数字も見せてるんですけど、あんまり真似する人がいない。

葉一: ひろゆきさんて、話術がものすごいって思ってるんですけど、その話術は昔からですか?

ひろゆき: IT系でシステムを作る人であって、どちらかと言うと裏方なんですよね。

葉一: 私、ひろゆきさんの配信を観てた方の人間なので、なんですかね・・飽きないんですよね、聞いていて。話術なのか人の魅力なのかはわからないですけど。みんなができることじゃないなって。

ひろゆき: 話術がうまいっていう表現をされたんですけど、僕は長く話をする事ができないっていうのがあって、こういう感じで人と話をしているシーンを見られることが多いので話すの得意と思われがちなんですけど、僕は一人でしゃべる講演会とか全部断ってるんですよ。

葉一: そうなんですね!

ひろゆき: これを話してくださいって言われても、3分とかで終わっちゃうんですよね。長くしゃべることがそもそもできない。こういうことをしゃべってくださいと言われても、伝えたいことがない。・・っていうのを隠すために誰かとしゃべるみたいなことをやって、結果として話がうまい人に思われているだけで、本当の話をすると、得意ではないんですよ。葉一さんはカメラの前で一人でしゃべり続けるじゃないですか。僕あれができなくて、配信も必ず酒飲んでるんですよ。酒飲んで頭がおかしくなってる状態じゃないとカメラに向かってぶつぶつ一人でしゃべれないんですよね。

葉一: そうなんですね。

ひろゆき: 不得意な部分では戦わないっていうようにしているので、得意な部分だけ見えているので、この人は出来る人だと思われているっていう感じじゃないですかね。

情報のつかみ方

ひろゆき: 動画クリエイターとして専業でいけるぜ、ってどのタイミングで確信できました?

葉一: はじめて3年経ったくらいですかね。最初の1年間広告貼ってないんですよ、知らなくて。1年経った時に当時通ってた店のマスターが収益化を知ってて、教えてもらってはじめたんですよね。名が知れることによって講演会とかの仕事をいただくことでマネタイズになればいいなくらいだったんですよ、スタートとしては。実際に広告貼りはじめて3年経った頃に、伸び率とかその当時の収益を考えると、これ専念してってもなんとかなるんじゃないかなと思ったくらいですかね。

ひろゆき: それは別の仕事の給料と同じになったくらいからなんですかね? 

葉一: そうですね、塾講師の時と比べたらって感じですね。

ひろゆき: 割と・・安全なところをいかれる方なんですね?

葉一: そうですね、冒険があまりできないタイプですね。

ひろゆき: 塾講師を辞めてしまうとリアルな子どもを目の前にすることはそんなになくなるじゃないですか。今の子どもたちってこういう部分がわかりにくいとか、逆にみんなスマホ見るようになったからここは理解できるようになったとか・・子どもの感覚ってどうやって調整してるんですか?

葉一: 実際子どもの感覚が掴めているかどうかは自分でもわかってはいないんですけど、実際にチャンネルを見ている子どもたちとSNSを使ってある程度交流をもつようにしたりとか、あと私はYouTubeじゃないんですけどVoicy(国内最大級の音声メディア)ってところで毎日子どもたちからgoogleフォームで相談をもらって答えていくっていう活動をしてて。子どもたちがこういったことで悩んでるっていうのは、把握じゃないですけど知るようにはしてますね。

ひろゆき: 動画とは別にある程度は情報が入るようにしてるんですね。

葉一: 俺の中でひろゆきさんって、ネットの道を作ってきた人なんですよ。確立してきた人なんですけど、これからネット社会がこうなっていくとかを、どうやって自分の中でベクトルを決めていくのかなって。情報をどういうところで仕入れるというか、把握していくのかなっていう。

ひろゆき: 僕フランスに住んでるんですけど。村上春樹さんがギリシャに住んだりとかキプロスに住んだりとか、欧州のどっかに住んで点々としているらしいんですよね。で、あの人が小説を書くと日本人が共感をして世界中の人が買うっていう状況になってるじゃないですか。

葉一: はい。

ひろゆき: 情報を多くしすぎるってのは、引っ張られて本質的なことから離れてしまう気がしていて。6年前くらいから日本を離れたんですけど、情報の多くがだいたいネットに上がるようになっちゃってて、重要な情報はニュースだったりとかで。逆にCMの情報とか、こんなドラマが流行ってるとかはわからないんですよ。雑多な情報が少ないってことの方が多分判断しやすいんじゃないかな。

葉一: なるほど。

ひろゆき: 日常で知り合いが多くて、その人たちと一緒に暮らしてるってなっちゃうと、その人たちの考えっていうのを、日本人全体の考えだと思ってしまうので、結果として間違えるみたいな。なので家の中でニュースを辿ってるくらいの方がわりと全体に対しては把握しやすいというのがあるのかなと思ってたりします。

葉一: SNSとか、切り抜きの動画(アップロードされている動画を再編集し、伝えたい意図を明確にさせた動画)とかいっぱいあるわけじゃないですか。色んな情報が入ってきてしまう環境にいらっしゃるのかなと思うんですけど、SNSとかもあまり見ないんですか?

ひろゆき: SNSで情報収集をしようとは思わないですね。ニュースを見るんだったらニュースサイトで見るんですけど、そのニュースを見た時に人はこういう反応をするだろうな、っていう予測の確認をするためにヤフーコメントとかは見たりしますね。

葉一: なるほど。

ひろゆき: 「バイキング」って番組の司会をやってた坂上忍さんとお話したことがあるんですけど、過激なことをあえてギリギリのラインで言うことによって、人の反応を見て、ここまでは言っていい、ここはダメだっていうラインがより明確になるんだって言ってて。僕もわりとそれに近いことを感覚的にやっていることに気付いたんですけど、ちょっと尖ったことを言った時に、どういうところからどういう反応が来るのかっていう予想の修正をするんですよね。ここで怒る人いるんだとか、これは別に怒らないんだみたいな。他の人よりもちょっと過激な事を言っている人の方が情報を得やすいってのもあって。なので結果としてギリギリのラインを通っているように見えて、僕の中では安全と思ってるみたいな。ただ5年10年するとコンプライアンス的にかなり厳しい、みたいになると思うんですけど。

ひろゆき: 日本の人たちとかネットユーザーがどう考えてるのかっていうのを掴んでおくとわりと・・日本人全体はわかんないんですけど、ネットの影響を受ける割合が昔より増えてる感じがしていて。例えばテレビ番組でも、ネットでこう言われてますとか。新聞記事でも、ネットでこういう反応がとか。だからネットの人たちの影響力が日本の社会に対してかなり大きくなってて、その影響をメディアも受けるようになっているので、結果としてネットユーザーの動向がわかっているだけで、日本社会がこっちに流れるよね、みたいなのがわかりやすくなってると思うんですけど。

これからの学校の役割

葉一: ひろゆきさんに聞きたいことがあって。学校の役割とか先生の役割って、トピックスで上がりやすいんですよ。ひろゆきさんはどう考えてるかなって。

ひろゆき: 友達同士でケンカをしたり、いじめがあったりするために学校に行くんじゃないかって思うんですけど。

葉一: ほう。

ひろゆき: 学習をするとかで効率性を重視すると、多分学校の先生じゃない方がいいんですよね。すごくわかりやすい先生の動画を見て、それでわかったとか、わかりたい時にその動画を見て把握できるわけじゃないですか。それで伸びる子はどんどん伸びると思うんですよね。で、伸びない子に対して、ここが全然わからなかった、っていうのを聞くっていう。塾でいうと、塾の先生よりチューターさんっていう1人1人の生徒にくっついて悩みとかを聞くっていう、あのタイプのもの(役割)と・・

ひろゆき: 人間関係をいかに失敗するかっていうのが、多分学校くらいしかできなくて。社会に出て会社の中で人間関係失敗するとすごく面倒くさいので。なので、もめたりケンカしたり・・社会人になってもいじめはあるので、そういうのを早めに経験して解決方法を学ぶとかの方が大事なんじゃないかなって思ってたりするんですよね。

葉一: ちょっと前にある校長先生が「学校は社会の縮図」という言葉をおっしゃっていたんですけど、私は昔からその言葉が好きで。子どもたちが学校へ行く・・たまたまその地域に生まれた同学年の子が集まってるだけじゃないですか、学校っていうのは。だから人間関係もうまくいかないことが多々あるわけで、それを経験させる。負の経験で終わるんじゃなくてそれをどう社会で生かすかっていうのを経験する場なんだよなってすごく思うんですよね。お話伺っててそれを思いました。

ひろゆき: この後はイェール大学の成田(悠輔)先生と話をするんですけど、成田先生は東大行ってるんですけど、あの人学校ほとんど行ってないんですよね。自分で勉強した方が効率いいでしょって言って東大受かっちゃった人で。学習をするためにみんな学校に行ってるように見えるんですけど、学習をするんだったら、自分が不得意なところとか、試験科目のこれだけやればいいよねっていうのを集中した方が結果としてうまくいくっていうのがあるので。教科を勉強するために学校に行くっていう思い込み自体が実は違うっていうのを、早めに気付いた方がいいんじゃないかって思うんですけど。勉強するために学校行くって思ってる人多いですね。

葉一: 今は転換期かなと思っていて、子どもたちの中ではだんだんそこに気付いて、気付いてっていうかそういう風に思っている子が増えてるんですけど、親御さん世代はそうじゃないんですよまだ。ズレがあるのは感じますね。

ひろゆき: いい大学に行ったとして、楽しく働いている人の割合って年々下がってる気がするんですよね。昭和の世代の人が名のある大学に行き名のある企業に行って、それなりにいい給料もらえてる状況だったんですど、今は東芝もなくなる、シャープもなくなるみたいな、わりとすごく有名な企業がなくなる。大企業に行ったからといって最後までいられるかっていうと結構厳しい。いい学歴があっていい会社に入ったんだけれども、3~4年くらいでベンチャー行きますみたいな。今まで何年も積み重ねてきた学歴とかってあんまり必要なかったよねっていうことが昔より多い気がするんですよね。

葉一: いい大学に行くっていうよりも、今の学校の制度だと勉強と切り離せないじゃないですか。怒られるとか、自分の自信をなくすものでしかなかったので。せめて、努力したら自分がスキルアップ・レベルアップできるんだっていう成功体験を積ませたい。勉強はそのためのツールでしかなくて。苦手とかできないってものイコールにならないように、そこのサポートだけしたい。どんなに失敗してもプラスに変換してあげて、こうこうこれでミスっただけじゃん、次いこうぜ、と声掛けしていきたい感じですね。

一人でいることの強さ

ひろゆき: 自分に自信を持つことって結構大事ですけど、自信の根拠がある人ほどポキっとそこが折られたら突然心を病んじゃったりするじゃないですか。自信を持つって難しくないですか?

葉一: 難しいですね。そもそも外の人間が介在して得られるものではない。本当に自分じゃないですか、自分がどう思ってるかだと思うんですけど、子どもたちって自己肯定感を自分自身で見つけるのは難しいっていう持論が私にはあるんですよね。テストが悪かったっていうのも、ちゃんと分析していけばできなかった部分ができるようになるって多々あるんですよ。それを一言言ってあげるだけでも、ポキっと折れそうだったものが折れずに耐えられることもあるとは思っていて、そういったサポートくらいしかできないと思ってるんですけど。

ひろゆき: できなかったところを見るんじゃなくて、その中でできてる部分で、ここはできたじゃんってプラスの部分で話をする?

葉一: わりとそういうタイプでしたね自分は。

ひろゆき: 自己肯定感低い人が社会で幸せに生きていくのは、なかなか難しいですよね。

葉一: ひろゆきさんは自己肯定感はどんな感じなんですか?

ひろゆき: 一般の人に比較すると高いんだろうなと、苦しんでいる方を見るとそう思うんですけど。

葉一: どういうことですか?

ひろゆき: 僕、将来が不安になったことが生まれてから一度もないんですよね。

葉一: うわーそうなんですか。

ひろゆき: 毎日楽しく暮らしたままもう46歳になってしまったので、明日からも毎日楽しいだろうなと思っているんで。今年の夏くらいに中学の友達と30年ぶりくらいにたまたま会ったんですよ。で、昔から変わんないねって言われて。

葉一: そうなんですね。

ひろゆき: これが生まれ持ってのDNAなのか性格なのかというと・・こういう経験をするから自己肯定感が高いみたいなのがないんですよ、最初からそうなんで。強いて言えば・・子どもの頃に引っ越しがちょくちょくあったんで、友達がいない時間が結構多かったんですよね。なのでその結果はあるんじゃないかなと思っていて。周りに人がいるのが当然という環境にいる人って、人がいないと不安に感じるんですよね。友達がいないから寂しいとか不安とか、みんなが楽しんでいるのに自分だけのけ者にされてるみたいな。僕、一人でも十分楽しいので。友達といても楽しいけど、一人でも毎日幸せっていう状態なので、人がいないことによりマイナスという感覚がないんですよね、昔から。そこは得してるなって気はするんですよね。葉一さんも、友達いなくても全然幸せなんじゃないですか?

葉一: 私も全然一人で大丈夫です。

ひろゆき: だから一人で大丈夫っていう感覚を身に着けたのは得したのかなって気がするんですけど、どう思いますか?

葉一: その言葉、大事にしまっとこうと思って。中学の時にいじめを受けた期間があって、本当に友達がいなかったんですよ。孤独でしかなくて。でもあの2年間があったから・・一人を楽しむってわけじゃないですけど・・人がいるのが当たり前ですよね、その頃っていうのは。だから今ひろゆきさんから言葉いただいて、あれがあったから一人ってものが大丈夫になって、一人ってものが大丈夫だからこそ、友達といても楽しいって思えるし、ありがたみじゃないですけど、色々感じられるようになったのかなっていうのを思いました。

群馬の魅力を発信していくこと

(質疑応答)tsulunosの佐藤と申します。県庁のtsulunosから動画を色々放送してるんですけど、今後どういう動画を作っていけば良いと思われますか?

葉一: 私は、群馬の魅力発信をもっとガンガンしていってほしいんですよ。(知人との話の中で)草津温泉が群馬だって思われてないのってめっちゃ悔しいんですよね。tsulunosの動画はちゃんとプロの方が入って撮られているので、草津温泉の魅力ってのもちゃんと撮っていただけるでしょうし、だから群馬県民が思う群馬の魅力をどんどん発信していったらいいんじゃないかなって思いますね。

ひろゆき: 僕は、組織で動くときの評価みたいな話になりがちなんですけど、tsulunosというプロジェクトをやっていて、それがあって良かったよねっていう風にどういう時に思うかっていう話なんですけど。例えばサザエさんとかドラえもんでめちゃくちゃ面白かったエピソードを言ってくださいって言われて、3つ言える人ってあんまりいないんですよね。なんとなくこういうシーンあったよねみたいなので、ドラえもんとかサザエさんって見たことあるっていう認識はある。だから多分何かで話題になって、見たことあるよねっていう、そういえばtsulunosあったねっていうところまで行ければゴールだと思っていて。これすげー役にたった、便利っていうのを追及するのも・・良いとは思うんですけど、多分コスパ悪いので。なのでちょっと話題になって人が見るようなものを年に1回でもやれば充分みたいな感じじゃないかなって思うんですよね。肩肘張らないけど、ちょっと人が見るような話題性があるものをやるというポジションで良いと思うんですけど。

木暮: 一時間に渡ってひろゆきさんと葉一さんにお話し伺いました。ありがとうございました。

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ライター: 合同会社岡安映像デザイン 岡安 賢一

群馬県中之条町生まれ・在住。日本映画学校映像ジャーナルゼミ卒。伊参スタジオ映画祭実行委員長。群馬県の「ぐんま狩猟フェスティバル」のドキュメンタリー映像や、中之条ビエンナーレの映像アーカイブ等に関わり、デザインやライティングも行う。https://note.com/oka

撮影: WM Photo Design 茂登山 茉希

フォトグラファー&デザイナー。群馬県みなかみ町出身。桑沢デザイン研究所卒。広告代理店→WEB制作会社→写真館経て、7年前にフリーランスとなる。現在、前橋⇆みなかみ2拠点生活。県内外にて活動中。237年の歴史を持つ郷土剣法「神道一心流」師範代を務める。
https://www.instagram.com/wm._.photodesign/

登壇者

ひろゆき 実業家/著作家

1999年インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設、管理人を務める。2005年株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年「2ちゃんねる」の譲渡を発表後、2015年には英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年「ペンギン村」をリリース。現在はフランスパリに拠点を置き、多岐に渡り活動する。

葉一 教育系動画クリエイター

2012年より教育系 YouTuberとして活動を始め、『とある男が授業をしてみた』チャンネルを運営。チャンネル登録者数は186万人。小学生~高校生を対象に、誰でも自由に無料で勉強ができる「フリーラーニング」の確立を進めている。