- TALK
ローカルメディアのいまとこれから
『編集』で空気をつくる 地域への複合的なアプローチ
テクノロジーの進歩によって、誰もがメディアになれる時代。
いまここにある暮らし・文化・人など、当たり前のようでいて実は豊かなものたちを語り継ごうと、たくさんの『ローカルメディア』が全国各地で生まれました。国が進める地方創生の政策とも相まって、行政が関わるメディアも少なくありません。
無数に立ち上がったローカルメディアは玉石混交。地域の面白さを丁寧に発信して大きな成果を上げるものから、予算の廃止とともに数年で静かに姿を消すものまでさまざま。立ち上げるのは簡単だけど、ローカルメディアを続けていくことの難しさが浮き彫りになっています。
今回は、ローカルメディアの先駆的編集者の藤本智士さんと徳谷柿次郎さんをゲストにお招きして、ソトコト指出一正さんとともにオール群馬でローカルメディアについて、ガチンコ(?)で質問してみました。
・特徴的なタイトルの着想はどこから?
・うまくいくローカルメディアのチームビルディング術
・いい方向に進む行政との関わり方
・取材のコツは下調べしないこと?
・『編集』という言葉をあらゆることに解放する
・“徳のセンタリング”を上げ続けよう!
メディアや編集に携わる人や、地域で何かをやってみたいすべてのクリエイティブな人たちへの金言の数々、必見・必聴です!
●前編 12月17日(金) 21:00 配信開始!
https://youtu.be/qXfnOQ_Kn1E
●後編 12月18日(土) 21:00 配信開始!
https://youtu.be/KMDdrMdoZf8
登壇者
藤本 智士 地域編集者、有限会社りす代表
1974年生。兵庫県在住。編集者。有限会社りす代表。雑誌『Re:S』(2006~09)『のんびり』(2012~16)WEBマガジン『なんも大学』(2016〜)編集長。自著に『魔法をかける編集』(インプレス)『風と土の秋田』(リトルモア)、共著に『Babybook』(イラストレーター福田利之)、『アルバムのチカラ』(写真家浅田政志)など。その他『ニッポンの嵐』『るろうにほん熊本へ』など手がけた書籍多数。
徳谷 柿次郎
地元メディア『ジモコロ』編集長
株式会社Huuuu代表取締役
1982年大阪生まれ。長野県在住。新聞配達と松屋のシフトリーダーを経て、26歳のときに背水の陣で上京し、コンテンツメーカー「有限会社ノオト」へ潜り込む。2011年に「株式会社バーグハンバーグバーグ」入社。バックオフィス、広報、WEBディレクター、ライター編集職を経て2017年に満を持して独立し、「株式会社Huuuu」を設立。全国47都道府県のローカル領域を軸に活動している。どこでも地元メディア『ジモコロ』編集長7年目。長野県の移住総合メディア『SuuHaa』を立ち上げたり、善光寺近くでお土産屋『シンカイ』を運営したり、自然と都会の価値を反復横とびしている。
指出 一正
未来をつくるSDGsマガジン『ソトコト』編集長
株式会社ソトコト・プラネット代表取締役
『ソトコト』編集長。1969年群馬県生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業。雑誌『Outdoor』編集部、『Rod and Reel』編集長を経て、現職。
群馬県「群馬県過疎有識者会議」委員、上毛新聞「オピニオン21」委員をはじめ、地域のプロジェクトに多く携わる。内閣官房まち・ひと・しごと創生本部「わくわく地方生活実現会議」委員。内閣官房「水循環の推進に関する有識者会議」委員。環境省「SDGs人材育成研修事業検討委員会」委員。国土交通省「ライフスタイルの多様化と関係人口に関する懇談会」委員。総務省「過疎地域自立活性化優良事例表彰委員会」委員。農林水産省「新しい農村政策の在り方検討会」委員。UR都市機構URまちづくり支援専門家。一般財団法人地域活性化センターシニアフェロー。内閣官房「ふるさと活性化支援チーム」委員。内閣官房水循環アドバイザー。林野庁「森林空間を活用した教育イノベーション検討委員会」委員。BS朝日「バトンタッチ SDGsはじめてます」監修。経済産業省「2025年大阪・関西万博日本館」クリエイター。内閣官房まち・ひと・しごと創生本部「地方創生有識者懇談会」委員。
著書に『ぼくらは地方で幸せを見つける』(ポプラ新書)。趣味はフライフィッシング。