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【スペシャル対談】
mabanua×どんぐりず 群馬より愛を込めて

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湯けむりフォーラム×FM GUNMA特別企画。桐生から日本のトップシーンを支える音楽プロデューサー/マルチクリエイターのmabanuaさんと、ウィットでクールな中毒性のあるサウンドで国内外にインパクトを与える桐生出身在住の二人組音楽ユニット・どんぐりずによる特別企画『mabanua × どんぐりず 群馬より愛をこめて』トークセッションのテキスト版です。動画はこちら

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出演:mabanua、どんぐりず
進行:田中 香(FM GUNMAアナウンサー)

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田中香(以下 田中):今日は群馬を拠点に音楽を制作する二組のゲストをお招きしました。mabanuaさん、どんぐりずの森さん、チョモさんです、よろしくお願いします。

田中:どんぐりずのお二人とmabanuaさんが一番最初に会ったというのが、FMぐんまのコンテスト『ROCKERS』なんですよね。

どんぐりずチョモ(以下 チョモ):階段で遭遇して「うわ!mabanuaさんだ!」みたいに二人でなって。大会では最終的にイジられた思い出がありますね、当時どんぐりずふざけてたんで。

どんぐりず チョモ

どんぐりず森(以下 森):ピークっすね。一番ふざけてた時。

どんぐりず 森

Part 1:音楽の履歴書

mabanua:どんぐりずは最初バンドだったんだっけ?

mabanua

チョモ:そうっす。バンドの前に最初弾き語りの時期があったんすよ、この二人でやってて。mabanuaさんに初めて見せつけたのはバンドの時ですね。

mabanua:最初に聴いてたアーティストとかいるの?

:弾き語りしてたのはコブクロとかゆずとか。

チョモ:弾き語りのサンプルがなかったので、田舎の育ちで。

mabanua:そっからバンド組んで、学園祭でライブやったりしてたの?

チョモ:そんなかんじですね、バンドで1,2年やってました。2017とかなんで、高2高3ぐらい。

Mabanua:今いくつ?

チョモ:23です。

mabanua:あ、じゃあ、早いね、5年でメジャーデビューってことでしょ?

:や、でも中3ぐらいの時から弾き語りはやってYouTubeにのっけてたりしたんで。

チョモ:今年で10年目とかになっちゃうんじゃないですかね、下手したら。

mabanua:意外と歴が長いんだね。

:意外と歴が長いんすよ(笑)

田中:周りの影響とか両親が聴いてたアーティストとかっていうのはいるんですか?

:お母さんがフィリピン人なんですけど、外国の、ブラックノリの強いR&Bなんかが車で流れてたような気がするっす。

チョモ:Boyz Ⅱ Menだっけ?

:俺のお母さんはそういうの好きだったっすね。それを口ずさんでたから英語の発音良くなったのは絶対あると思う。

チョモ:パッと印象的なやつは出てこなかったんですけど、ちっちゃい時に氣志團を歌ってたのは思い出しましたね、あんまり影響はなかったかもしんないすけど。でも両親二人とも音楽好きというか、楽器やってたんで、それは結構影響あったと思います。

田中:mabanuaさんはご両親の影響ありましたか?

mabanua:うちの母親はピアノやってて、父親は楽器はやってなかったけど、CDとかレコードはたくさん家にあって。僕の聞いた話ですけど、半分以上親兄弟の影響ですよ、音楽興味持つか持たないかって。海外のアーティストのインタビュー読むと9割ぐらいそれなんじゃないかな。

田中:どんぐりずからmabanuaさんに聞いてみたいことありますか?

チョモ:さっき僕らが言ったみたいな(キャリアの)流れが全然わかんないんですけど、出身は群馬じゃないんですよね?

mabanua:出身は埼玉の浦和で、俺も弾き語り始めてギターボーカルやって、そうするとバンドやりたくなるじゃん?でバンドやって、バンドだと人間関係面倒くさくなって、「じゃあもう一人でやるよ」ってトラック作り始めて今に至るみたいな。

音楽にとりあえず関わりたかったっていうだけで、最初ギターボーカル始めた時は「シンガーソングライターになりたい」とか思ったりしたんだけど、でも一番大事なのは、自分が納得できることができるかどうかっていうこと。メジャーデビューしたりとかするとさ、不本意なことをやらされることも少なくないから、そういうふうにはなりたくないなっていうのは、10代の頃になんとなくあったかな。

チョモ:シンガーソングライターのイメージは、全く想像つかないっすね(笑)

mabanua:ないでしょ(笑)バンドだけ、シンガーソングライターだけ、だったら俺ダメだったなって思うから、色々やっててよかったなっていうのは今になって思うかな。

本当にだから、(どんぐりずが)アーティストとしてやってるのが、俺すっごい尊敬してて。まあオーディションで盛大に落としちゃったけど(笑)

田中:『ROCKERS』の時と今のどんぐりずを比べるとかなり変化してますよね?

mabanua:音楽性違うよね?今やってる音楽性で『ROCKERS』の時やってたら、俺結構自分の審美眼ヤバいんじゃないかっていうぐらい凹むんだけど。あれからどういう経緯があって今の音楽性になったの?

:あの頃はもう完全にコミックバンドだから、歌詞と音が一致してないみたいなとこでやってたと思うんですよ。でもバンドを解散してから、シンプルにいいの作りたいなってなって。お笑いと音楽を別で分けるみたいな。

mabanua:なるほどね。

:そこからダンス的な方に、今行ってるかなって感じです。音作るときは、気持ちいい先行で今やってて、だから一年後どうなってるかもわからないって感じです。

田中:mabanuaさんは、もし今の音楽性で(どんぐりずと)あのコンテストで遭遇してたら、全然違う審査になりましたか?

mabanua:明らかに票入れてると思いますよ。若干へこんでたんですよ、どんぐりずデビューした時に。あそこにいたメジャーレーベルの人たちと俺、立場ないんじゃないかって。でもそれだけ、悩み抜いて音楽作ってた部分もいまだにちゃんとあるってことですよね?適当にやってるだけじゃなくて。

:チョモは結構、音を詰める段階とかで考えるから。

チョモ:ステージでやることを極力減らしてるんですよ、俺。ボタンを押して、曲を流して、マイクを持って歌うので。ステージではあまり背負わないようにがんばってるっす。

mabanua:メジャーデビューして楽しかった、メジャーならではだなっていうことと、世の中に知られるが故に大変だな難しいなっていうことって何かある?

チョモ:厳密にはどんぐりずはメジャーではなくて、ビクターっていう(メジャー)レーベルのメジャーじゃないやつみたいな。「半」みたいな。まあでもそういうところでやると、今までなかった経験はもちろんすごく増えたっすね。関西とか九州とかライブで行けるようになって、面白いっすねぇ。mabanuaさんはメジャーってことになるんですか、origami※って?(※ origami PRODUCTIONS。mabanuaさんの所属レーベル)

mabanua:インディーだけど、インディーの人がメジャーのお手伝いもするみたいな感じ。

チョモ:origamiってちょっと他と違う感じがありますね。音楽レーベルっていう感じじゃなくて、ブランド性を感じるというか。

mabanua:最近ようやくそういう感じになってきたかな。origami PRODUCTIONS立ち上げて15年ぐらい経つんだけど、最初はやれるもんは全部やりますぐらいな感じだったんだけど、何か歪みが生じてくる感じがあって、仕事のやり方として果たしてそれでいいんだろうかみたいな疑問は思いながらやってて。お客さんからすると、ほんとはこういう音楽やってほしいんだけど、なんか期待と違うことやってるなっていう時期が結構長かったの。だから、お金が良くても方向が違うなと思ったら、運営厳しくなってももうやらないっていう決断を、ここ4,5年ちゃんとやるようにしたんだよね。そしたらorigamiの色みたいなものを出せる仕事が逆にきたりとかして、それで多分今みたいな印象になってくれたのかなと思うんだけど。

チョモ:「自己表現」と「仕事」のバランスみたいな感じなんですかね?

mabanua:あそうそう、自己表現ができる仕事じゃないとやらないって感じかな。

チョモ:はいはいはい。それでいうとどんぐりずも最初所属した時とかは結構いろんなお話をいただくことがあったんですけど、割と最初の段階でやり過ぎないようにしようみたいな、絶ってってるみたいなのはあったよね。

:うんうん。

チョモ:その辺の判断が結構難しかったポイントというか、(レーベルに)所属したからこその点だなとは思ったっすね。

田中:パート1のテーマ「音楽の履歴書」だったんですけど、裏側も聞けて興味深かったです、ありがとうございます。

Part 2 :お互いへの質問

田中:トークセッションパート2はお互いの質問コーナーです。まずはmabanuaさんからどんぐりずへ質問お願いします。

mabanua:率直に、桐生から出ないのはなぜかっていう。だいたいみんな東京行ったりするけど、桐生から出ない理由を聞きたいです。

:居心地がいいっす。普通に、過ごしやすい。

mabanua:周りの人は、これ俺の予想だけど、「戦略的に桐生にいる」とか絶対思ってると思うんだよね。

チョモ:紹介される時に「群馬県桐生市在住の」みたいなのが必ずつくんですよ。でも、「ただ生まれてただいるだけ」っていうのを、24年間ずっと俺はやってる感じですね。

mabanua:新潟にNegiccoっているんだけど、あんな感じで「ご当地・レペゼン」みたいな感じなのかなって思う人いると思うよ。

:レペゼンのつもりは全くなくて。

mabanua:あ、ないんだ?

:ほんとにただ住んでるだけっす。

チョモ:レペゼンはなんなら避けたいみたいな。まあ愛はあるんすけど。観光大使ではないかんじ。

mabanua:俺、桐生まだ10年ぐらいしか住んでないんだけど、そこで生まれた人って、桐生ってどういう街って思いながら育ってきたのかなって気になってるんだけど。

チョモ:めちゃめちゃ狭いですよね、街が。面積もそうだけどコミュニティもかなり狭くて。田舎くさいところっていうのがどちらにも転ぶ可能性があるというか。土地的にも山に囲まれて陸の孤島みたいだし、アクセスもやたら悪いし、でもそこがいいとも言えるというか。

mabanua:東京から移住してくるとすごく魅力的なところなので、群馬県含めて。でも別にあれね、戦略はないってことね。

チョモ:なんにもないっす。

:全くないっす。ほんとに住んでるだけですね。

mabanua:今後の目標は?10年後20年後とかさ。

:なんだろなぁ、海外ツアーはしたいっすね、10年後とか。

mabanua:どこ?

:『No Way』っていう曲があるんすけど(※『No Way』– 2021年リリースのEP『4EP1』の収録曲。チリ、メキシコ、アルゼンチンでSpotifyのチャート1位を獲得)、

mabanua:大好き大好き。

:去年あれがめちゃめちゃ、チリとかで1位取ったんですよ。だからそっち方面盛り上がりそうだなと思ってて。南米ツアー。

mabanua:南米ツアー、そこもどんぐりずっぽくていいよね。アメリカとか、SXSWとかみんな行くけど、敢えて南米いいすね。

田中:チョモさんも思い描いていることありますか?

チョモ:スタジオ憧れますね。mabanuaさんのスタジオとか見てると。

mabanua:遊びに来て、今度。

:行きます!

チョモ:その言葉をもうずっと待ってたんですよ。

mabanua:全然来て(笑)。でも全然スタジオ作れるっていうか、もう十分いい環境なんじゃないの?

チョモ:今の場所も楽しいっちゃ楽しいんですけど、思い描く理想みたいなのは結構昔からあって。ゆったらもう、(赤城山を指差しながら)あの山の麓とか。自然系が欲しいっすね。大自然の中の隠居システムを作り上げたいみたいな。

田中:どんぐりずからmabanuaさんへの質問で、「お気に入りのドラム機材なんですか」っというのがあります。

チョモ:最近自分達が使ってるスタジオに激安ドラムを入れたんですけど、自分達がドラムの機材に関して持ってる情報が少ないので、何かおもろいのあったらmabanuaさんに教えて欲しいなっていう、ざっくりな質問なんですけど。

mabanua:俺が今使ってるドラムって、日本に多分3,4台しかないであろうドラムで、アメリカのA&F Drumっていうところのなんだけど、ドラムって普通木で作るんだけど、全部金属、ブラスなのね。金属って叩くと音がパッと返ってきて、その反応の速さがすごくいいなと思って、輸入してもらったらすごい値段だったんだけど(笑)。だけど、まあまあなドラムを何台も買い替えて行くより、高いドラム1個だけ買って死ぬまで使った方がいいんじゃないかと思って。そういうマインドって大事だなと思って。楽器とかできるだけ高いもの買った方がいいと思う。

音って、ヘッドホンブームだったりして、あのヘッドホンは良い/悪いとか言うんだけど、人によってやっぱ違うわけじゃない、好みが。レビューとか見ちゃうんだけど、結局は自分の耳でいいか悪いか決めないと、また売って買い換えるみたいなことになるから、あんまりレビューとか気にしない方がいいと思う。

チョモ:そうっすよね、わけわかんないっすよね、星の数で良さが計り知れるのか?みたいな。

ちょっとずれるっすけど、楽器って鳴る音とデザインが乖離しちゃってるというか、めちゃめちゃ良い音なんだけどクソダサいギターとかあるじゃないですか。でもモノとしての愛着には、好きな色とかデザインって少なからず関わると思ってて、俺は結構見ちゃうんですけど、音専門の友達とかは、デザインなんか一個も気にしない奴もいて。mabanuaさんどっちですか?

mabanua:俺はね、6,7割デザインかな。デザインで盛り上がる部分てやっぱりあるじゃん。服のデザインカッコよければ着づらくても着るじゃん、そういうのと一緒で、人って盛り上がるポイントがみんな違うよね。例えばヴィンテージの楽器は良いっていう人とダメっていう人がいて、でもダメなところもあれば良いところもあるじゃん、実際そんな単純でもないというかさ。

ちょっと話飛躍するけど、ニュースで「氷河期世代」とか「Z世代」とか言うじゃん、俺ああいうのがあんま好きじゃなくて、カテゴライズをするのが。ジャンルもそうじゃん?物事ってカテゴライズしすぎると軋轢を生むっていうか。そういう部分を音だけで表現できるところが音楽の良さみたいなところで。で、これって何に繋がるかって言うと、「田舎に住むか?東京に住むか?」みたいなことだったりして、東京が良いっていう人もいれば田舎が良いっていう人もいて、今は田舎に住むのがブームっぽく言われてて、でも人によって違うし世の中そんなに単純じゃないっていう。

最終的にどういう結論に行き着くかって言うと、「自分で考えないとどうしようもない」ってこと。音楽作る時に、「mabanuaさん最近のシーンとか気にしてるんですよね?」とか聞かれるんだけど、俺全然気にしてなくて。そういうのって、最終的には自分で一つ一つ考えていかないと、一向に進化していかなっていうのはすごい最近感じること。

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:パーソナル部分が知りたくて。mabanuaさんの好きな映画と、mabanuaさんの中で今一番熱いアルバム聞きたいです。

mabanua:映画はね、ニコラス・ウィンディング・レフンの『オンリー・ゴッド』っていう映画なんだけど。ライアン・ゴズリングが主演で、音楽とか映像とか全てがずーっと見ていたいっていう感じかな。アルバムはねえ、この前(どんぐりずが)参加した大沢伸一さんのアルバムとか、その前の作品もそうだけど、大沢伸一さんの作品は改めて聴いててすごいなって思う。90年代からずっとやってきて未だに年取らない、攻めてるっていう。

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Part 3:リスナーからの質問

質問者:桐生で音楽制作するメリットや大変なことについて伺いたいです。

mabanua:本当の理由は、単純にリラックスして音楽を作りたいなっていうだけなんですよ。東京住んでる時はちょっとベースの音出したら壁叩かれたりとかあって、そういうのはちょっと卒業してもいいかなって。

田中:どんぐりずのお二人は桐生で音楽制作していて「音がうるさいよ」みたいなことを言われたことは?

チョモ:ないです。

:ゼロ。

mabanua:「サウンドが群馬っぽくなりました」とかはないけど、自分が居心地のいいところに住めて、その感覚がそのまま音楽に入ったりっていうのはあると思うんですよね。あと東京ってみんなピリピリしちゃうところがどうしてもあって、気が張ってるというか。でもこっちに来るとそういう、シーンとかあんまり気にならなくなるというか。自分が好きなものだけ作ってて、それが世に受け入れられるかどうかだけの尺度で物事を判断できるんで、それって結構大きなことかな。

田中:どんぐりずもそれは感じますか?

チョモ:そうですね、曲考えてる時とか作ってる途中とか、散歩好きで結構するんすけど、多分東京ではあんまりこの感じの散歩はできないだろうなっていう。個に入りやすいじゃないですか、外歩いてても。自分の世界に入ってくる情報が少ないから。情報量が多くなくていいですね。

田中:チョモさんこれから群馬でやってみたいことありますか?

チョモ:仕事を無理やり遊びにしようと考えているプランがあって、市民ホールみたいなところを貸し切って、ちゃんとでかいライブをやるんですよ。東京でできた友達とかも呼んで結構大きめなイベントをやって、その売上で次の日アフターパーティーをやりたいと思ってて。山奥のキャンプ場とかを借りて好き放題やりたいなみたいな(笑)

俺が本当にやりたいのは、東京の友達とかを桐生に呼んで、桐生は楽しいところなんだっていう思い出をみんなで作りたいなっていう、そのオーガナイザーになりたいだけなんですけど。

mabanua:最高じゃないですか。

田中:mabanuaさんも何か考えてることありますか?

mabanua:僕は地道に音楽を作っていきたいというだけで。元からそういう人間なんですけど。「なんか群馬っていいらしいよ」「桐生っていいらしいよ」っていう空気を作りたいんですよ。インパクトはどんぐりずにまかせて(笑)、俺は匂いを下からうちわで漂わせるみたいな。

音楽とかも、「なんかあいつの曲かっこいいらしいよ」とか、「らしいよ」みたいな感じで広まっていくんですよ。だから、「なんか桐生いいらしいよ、どんぐりずいるしmabanuaいるし」みたいなことをずっと匂わせ続けると、だんだんと若い人来たり、若い人が友達呼んできたり、新しいお店が増えてっていうことが起きたり。だから町おこし的なのも大事だと思うんですけど、それと同時に、すぐ結果が出ないことも、僕みたいな人間が、本当に桐生・群馬いいとこだよっていうのを匂わせていく作業を、死ぬまでずっとやっていきたいなっていうのはすごくありますね。

田中:二組が違った役割分担で桐生から音楽を発信してるっていうことですね、引き続き注目していきたいと思います。mabanuaさん、今日は結構喋りましたね。

mabanua:普段喋る機会あんま無いんで、若い子たちも、年上も、いろんな世代と話したいっすよ俺。世代間で固まっちゃったりしやすいような空気があるから、世の中的に。だからもっとこういう機会が欲しいなって改めて思えました。

田中:どんぐりずのお二人は今日の印象に残ったポイントありますか?

チョモ:mabanuaさんのスタジオに行けることですね(笑)

mabanua:来てください(笑)

(ライター:REBEL BOOKS 荻原貴男、撮影:合同会社ユザメ 市根井 直規)

登壇者

mabanua 音楽プロデューサー/ドラマー

桐生市在住の音楽プロデューサー、ドラマー、シンガー。
ブラック・ミュージックのフィルターを通しながらもジャンルに捉われないアプローチで全ての楽器を自ら演奏し、国内外のアーティストとコラボして作り上げたアルバムが世界各国で話題に。また、プロデューサーとして100曲以上の楽曲を手がけ、多数のCM楽曲や映画、ドラマ、アニメの劇伴も担当。Toro y Moi、Chet Faker、Madlib、Thundercatなど海外アーティストとも多数共演。さらに、Shingo Suzuki、関口シンゴとのバンド “Ovall” としても活動し、大型フェスの常連となる。
ビートメイカーBudamunkとのユニット “Green Butter“、タブラ奏者 U-zhaan と共に “U-zhaan × mabanua”、ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文のソロプロジェクト “Gotch BAND” のメンバーとしても活動中。

どんぐりず

ラッパー森、トラックメイカー・プロデューサーのチョモからなる二人組ユニット。音源、映像、アートワークに至るまでセルフプロデュースを一貫。ウィットにあふれるグルーヴとディープなサウンドで中毒者を続出させている。