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人間国宝 須田賢司 ー清雅の世界ー
清らかで雅な、独創的作品
群馬県甘楽町に工房を構え、精緻で雅趣に富んだ木工芸作品を数多く発表している人間国宝・須田賢司さん。祖父の代から続く木工家の家に生まれ、「清雅」をモットーに清らかで雅な独自の作風を確立。2014年には、重要無形文化財「木工芸」保持者(人間国宝)に認定されるなど、素材の美しさや色彩を生かした独創的な作品が高く評価されています。
今回は、須田賢司さんへのインタビューを通して、作品にかける想いや「わざ」の継承への情熱に迫ります!
登壇者
須田 賢司 重要無形文化財「木工芸」保持者(人間国宝)
1954年、祖父の代から続く木工家の家に生まれる。高校卒業後父に師事し、木工芸の技法を習得。清らかで雅な独自の作風を確立し、日本伝統工芸展などで高い評価を受ける。1992年に群馬県甘楽町に工房を移す。2003年に県総合表彰、2010年に紫綬褒章受章。2014年に重要無形文化財「木工芸」保持者(人間国宝)認定。
佐々木 正直 群馬県立館林美術館特別館長
1952年宮城県生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科(美学美術史)卒業後、群馬県立近代美術館を経て文化庁伝統文化課工芸技術部門文化財調査官、同主任文化財調査官を歴任。
群馬県立館林美術館館長を経て2020年4月から現職。高崎市在住。