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富岡製糸場におけるイノベーション
近代日本のイノベーションの原点、富岡製糸場。官製模範工場として日本の近代絹産業の発展を支え、その歴史的価値から2014年には世界遺産に登録されました。
今回は、東京大学大学院教授の鈴木淳氏、東京大学名誉教授で群馬県立世界遺産センター(セカイト)名誉顧問の石井寬治氏にご登壇いただき、富岡製糸場の技術、経営面でのイノベーションについて語り尽くしていただきます。
<内容>
第一部:「富岡製糸場に残された技術進歩の痕跡」
講師:鈴木淳(東京大学大学院教授)
内容:富岡製糸場で用いられた機械技術のイノベーションに関して
→動画リンク:https://youtu.be/h0RAjUIcKcQ
第二部:「世界のなかの富岡製糸場」
講師:石井寬治(世界遺産センター名誉顧問・東京大学名誉教授)
内容:富岡製糸場の経営イノベーションが、製糸業に与えた影響に関して
→動画リンク:https://youtu.be/LMdMJQXDBlQ
※本セッションは、令和3年3月7日(日)に実施された講演会をオンライン配信するものです。
登壇者
鈴木 淳 東京大学大学院教授
1962年東京都生まれ。1992年東京大学大学院博士 課程修了。東京大学社会科学研究所助手、同教養 学部助教授、大学院人文社会系研究科・文学部助 教授を経て、2012年から現職。文化庁文化審議会 世界文化遺産部会委員・文化財分科会第三専門調 査会委員。新技術の導入と活用の過程を中心とし た明治期の社会経済史を研究。 主要著書:『明治の機械工業』(ミネルヴァ書 房)、『日本の近代15 新技術の社会誌』(中央公 論新社)、『日本の歴史20 維新の構想と展開』 (講談社)、『工部省とその時代』(山川出版、 編著)、『史跡で読む日本の歴史10近代の史跡』 (吉川弘文館)など。
石井 寬治 東京大学名誉教授/世界遺産センター名誉顧問
1938年生まれ。東京大学経済学部経済学科卒 業、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退 学。経済学博士(東京大学)。東京大学経済学 部助手、同助教授、同教授、東京大学経済学部 長、東京経済大学経営学部教授を歴任。現在、 東京大学名誉教授、日本学士院会員、世界遺産 センター名誉顧問。近代日本経済史を専門。 主要著書:『日本蚕糸業史分析』(東京大学出版 会)、『近代日本とイギリス資本』(同前)、『資 本主義日本の地域構造』(同前)など。