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官民連携
まちづくりシンポジウム
既成概念をぶっ飛ばせ!公民連携の構想力と行動力
私たちの身の回りにある公園や学校、行政庁舎をはじめとした公共施設。こうした施設は「公共空間」と呼ばれ、人々の憩いの場であり、日々の暮らしを支えるインフラでもあります。
しかし、「公共空間」を管理する行政の財政は人口減少等によって年々厳しさを増しており、これまで通りのやり方では施設を維持することすら難しくなるケースも増えています。
このような状況の中、これまでにない多様なアプローチで「公共空間」を有効活用している事例が全国各地で生まれはじめています。
今回は、そうした事例や、取り組みを牽引するプレイヤーの情報、使われなくなった「公共空間」の物件情報などを発信するメディア「公共R不動産」のディレクター・馬場正尊さんをお招きし、実際に課題となっている群馬県内の公共空間を題材にして、『こうなったらいいよね!』『こうすれば上手く使える!』といった妄想トークを展開します!
今までにない「公共空間」の使い方が見えてくるまたとない機会。ぜひ、ご覧ください!
【第1部】
基調講演 「既成概念をぶっ飛ばせ!公民連携の構想力と行動力」
馬場 正尊(株式会社オープン・エー代表)
『そもそも公共空間って民間が自由に使っていいの?』『民間が公共空間を使うと、まちづくりにどう繋がるの?』そんな疑問に、全国の先進事例を交えながら答えていただきます。
【第2部】
妄想トークセッション
群馬を中心に活動する民間・行政のプレイヤーが登壇し、馬場さんとともに、実在する公共空間の活用方法を考えます。会場はもちろん、オンライン参加のみなさまとも質疑も交えながら『この公共空間ってもっとこんな使い方ができるよね!』という妄想トークを繰り広げます。
<妄想トークの対象案件>
①ながめ余興場・まちなか交流館(みどり市)
②小幡公園と周辺エリア(甘楽町)
③群馬県 総合スポーツセンター伊香保リンク(渋川市)
<登壇者>
・馬場 正尊(株式会社オープン・エー代表)
・林 智浩(株式会社エーアンドブイ企画代表)
・宮下 智(群馬県庁官民連携まちづくりチームアドバイザー)
・早川 純(合同会社本庄デパートメント共同代表)
<コーディネーター>
・飯石 藍(公共R不動産コーディネーター/株式会社nest取締役)
登壇者
馬場 正尊
株式会社オープン・エー代表取締役/建築家
東北芸術工科大学教授
1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂、早稲田大学博士課程、雑誌『A』編集長を経て、2003年OpenAを設立。建築設計、都市計画、執筆などを行い、同時期に「東京R不動産」を始める。2008年より東北芸術工科大学准教授、2016年より同大学教授。2015年より公共空間のマッチング事業『公共R不動産』立ち上げ。2017年より沼津市都市公園内の宿泊施設『INN THE PARK』を運営。 近作は「Under Construction」(2016)「旧那古野小学校施設活用事業」(2019)など。近著に『民間主導・行政支援の公民連携の教科書』(学芸出版,2019,共著)、『テンポラリーアーキテクチャー:仮設建築と社会実験』(学芸出版,2020,共著)など。
林 智浩 株式会社エーアンドブイ企画代表取締役
前橋産の豚の魅力を広めようと「とんとん広場」の経営や各種イベントの開催・参加を行っている。2021年から県営施設であった赤城ビジターセンターのトライアルサウンディング事業として、「HUTTE HAYASHI CAFÉ」を営業。
宮下 智 群馬県庁官民連携まちづくりチームアドバイザー
「県庁職員」という肩書きの傍ら、プライベートでは仲間と公共空間を活用したマーケットを各地に展開。公民連携による持続可能なまちづくりを学ぶ「都市経営プロフェッショナルスクール」第1期生。NPO法人自治経営では公務員をアップデートする事業を担当。群馬県知事戦略部戦略企画課補佐。地方公務員アワード2020受賞。
早川 純 合同会社本庄デパートメント共同代表
都会と地方の2つの行政を渡り歩いた元公務員。公務員時代には幸福度研究やリノベーションまちづくりなどに取り組む。退職後、築100年超えの旧料亭をリノベーションして、人とモノと情報が集う拠点「WORK+PARLOR」を仲間と開設。東洋大PPP研究センターリサーチパートナー。2児の父。
飯石 藍
公共R不動産コーディネーター
株式会社nest取締役
公共空間を面白くするメディア「公共R不動産」にて、クリエイティブな公共空間活用に向けたプロセスデザイン、リサーチ、自治体とのプロジェクト推進、公共不動産流通サービス「公共不動産データベース」等のプログラムディレクション等に携わる。
また、2017年からまちづくり会社”nest”の取締役として、地元豊島区の公園”南池袋公園・グリーン大通り”の企画・エリアマネジメントの戦略検討・事業推進など、池袋駅東口のエリア価値を上げていくための公共空間活用プロジェクトを推進している。 著書に「公共R不動産のプロジェクトスタディ公民連携のしくみとデザイン(学芸出版社)」。