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中之条ビエンナーレ
名久田芸術劇場
心の氷を溶かしましょう。
中之条ビエンナーレ2021開催中に2日間限定でオープンした「名久田芸術劇場」。歌にダンスに不思議な音色、心を溶かすパフォーマンスの数々。出演者へのインタビューも含めたスペシャル編集版でご用意しました。
Message パフォーミングディレクター みきたまき
ご存知のようにイベントとしてのパフォーマンスは非常に難しい局面にありますが、我々パフォーマーに限らず多くの方々が、立ち往生から次の一歩、新しいステップを踏み出す時が来ているように感じます。過去から未来へ、元の世界から次の世界へのあらゆる過程の真っ只中で、素晴らしいアーティストの方々とお客様と共に、帰り道になんだか踊りたくなるような瞬間を共有する事ができたならば。それがそのまま、次への明るい足取りとなるような気がしています。さあ、どうぞ、少し離れてご一緒に。
上演作品
SUPER-NATSUKI-TAMURA「Lonely Galaxy 轟音の流星ちゃん☆」
SAYAKA ASAI + Lily「シュプールを纏う」
DamaDamTal「だまだむたるの壁」
登壇者
みきたまき / Mikitamaki DamaDamTal 主宰
身体表現とインスタレーションまたは展示を演出する。現実と非現実、作為と無作為、ハレとケ についての研究者。 2020 年新プロジェクト「体感展企画室」を立ち上げ、最初の企画「体感 A4 展」が東京都美術館 都美セレクショングループ展 2021 に選 出される。2014 年、2017 年 中村恩恵 舞台作品出演、2018 年 より ヴォーカルグループ「サーカス」MV およびコンサートツアー 振付・ステージ演出・パフォーマンス。
大塚 陽 / Akira Otsuka ダンサー
18 歳から体操を始める。体操の面白さに惹かれてデンマークまで留学。そこで諸外国との実力の差や語学力の無さにぶちのめされ、 帰国後ダンスに転向。コンテンポラリーダンスの舞台を中心に活動し、小池博史、坂東玉三郎、中村恩恵などの作品に出演する。 2016 年、みきたまきと共に DamaDamTal をスタート。
マンハッタンスリム / Manhattan Slim ボーカリスト
本名は吉村勇一。ボーカリスト。2013 年にミスター・サマータイム などで知られる「サーカス」の新メンバーとしてデビューする。その 柔らかな声はエンジェルボイスとも呼ばれているが、熱くソウルフ ルな一面も 併せ持つ。特徴的な声と多彩な歌唱スタイルは多方面 から注目を集めており歌のみならずヴォイスアクターやナレーターと しても活動している。現在 ソロプロジェクト「マンハッタンスリム」、 コーラスグループ「サーカス」と異なる世界観を軸に活動している。
新村 隆慶 / takanori niimura ヴァイオリニスト、音楽家
2016 年、デザイナー・猿山修氏によ るレーベルより、オリジナル CD “scenes” を発売。画家・平松麻 氏がその音源からの着想で油絵を描き下ろし、銀座森岡書店にて 共同で展示会・演奏会を開催する。2021 年、ピアニスト・田中慎 太朗氏とのデュオ ” 詩音李 ” を結成。挿花家・谷匡子氏やパフォー マンスユニット・DamaDamTal など多くの表現者と共演し、活動 の場を広げている。
木村元郁 / Motofumi Kimura ポイ・パフォーマー
2006 年大学入学と共にジャグリングサークルに所属しポイを始める。光るポイによって描かれる幾何学模様に、ジャグリングで得た物体との関わり方をミックスすることで、見る者を引き込む独自の世界観を作り出すエンターテイメントとアートの両方の側面を持つパフォーマンスを行っている。
中之条ビエンナーレ 2019 DamaDamTal「砂塵旅行団」参加
佐山こうた / Kouta Sayama ジャズピアニスト
東京都出身のジャズピアニスト。ボストンのバークリー音楽院でジャ ズとポピュラー音楽理論を学び、2004 年よりサンポーニャ・ケー ナ奏者の瀬木貴将氏のツアー参加を機に日本で活動を開始する。 2007 年にバンド「SolidNexus」のメンバーとして CD デビューし、 2010 年には自身名義のアルバム「流出」を発表する。 由紀さおり、サーカス、May J.、前野健太など、シンガーの伴奏 者やバンドリーダーとして高い信頼と評価を得ている。
櫛田祥光 / Yoshimitsu Kushida Dance company Lasta director
2007~2012 年日本初劇場専属のダンスカンパニー Noism に所属。 2013 年 Dance company Lasta を創立。
NPDF2015 ( チェコ )International Dance Festival-Competition コ レオグラフィー部門第 1 位 最優秀賞、第 49 回埼玉全国舞踊コンクー ル 創作舞踊部門 第 1 位など、受賞歴多数。また、韓国の釡山国 際舞踊祭へも招聘されている。2021年10 月には KAAT 神奈川芸術 劇場(大スタジオ)にて新作発表予定。
SUPER-NATSUKI-TAMURA
銀河系 ( 群馬県甘楽町辺り ) 出身。ヒコみづのジュエリーカレッジ 卒業。彫金の世界に止まらず様々な造形や、世界最古の木管楽器 ディジュリドゥ、その他管楽器や打楽器、ノイズ音や声など、多様な表現方法を用いて人生を謳歌する芸術家。
138 億年といわれる宇宙の歴史の中でほんの一瞬訪れた奇跡のチャンス、それが人生。命の限りその一瞬一瞬を楽しみ尽くしたい。 そうだろ?ベイベー
Lily Tap Artist
TAP は想いを伝えるために生まれた『言葉』
TAP を軸に人々を繋ぎ、誰もが取り残されることのない世界に向け、 インクルーシブなアプローチで制作、プロジェクトを行う。 東日本大震災復興支援をきっかけに、TAP を通じて文化芸術・社 会貢献活動を行う Freiheit Tap Contribution Project を発起。 東京・NY・気仙沼を拠点に被災地支援、地域活性化、コミュニティ形成、高齢者福祉、教育、障害者福祉に取り組む。